なぜ5月にメンタル不調が起きやすい?|訪問看護 ミント 明石市
2026/05/07
5月にメンタル不調になりやすいのはナゼ?
~5月にメンタルが不安定になりやすい理由と対処法~
新年度が始まって1か月ほど経つ5月。
この時期、「なんとなく気分が落ち込む」「やる気が出ない」「疲れが抜けない」といったメンタルの不調を感じる方が増えてきます。
ミントは明石市を中心に神戸市西区、垂水区を訪問しています。この辺りは日本の中でも気候が穏やかで暮らしやすいと言われていますが、それでも、訪問看護の現場で同じような声をよく耳にします。
「特別な理由があるわけじゃないのにしんどい」
そんな状態に戸惑う方も少なくありません。
この記事では、5月にメンタルが不安定になりやすい理由と、日常でできる対処法について、精神科訪問看護の視点からお伝えします。
なぜ5月にメンタルが不調になりやすいのか
① 環境の変化によるストレス
4月は入学・就職・異動など、大きな環境の変化が多い時期です。
最初は緊張感や新鮮さで乗り切れていても、5月になるとその反動が出てきます。
いわば「がんばり続けていた心と体が、少し遅れて疲れを感じ始める時期」です。
② 気候の変化
5月は暖かくなり過ごしやすい反面、朝晩の寒暖差や気圧の変動もあります。
こうした変化は自律神経に影響し、だるさや気分の落ち込みにつながることがあります。
そして、最近は日本に四季がなくなってきたと言われているように、季節の移り変わりが極端で気温や気圧の変化が急激に起こることが増えていますね。
③ 「慣れなきゃ」というプレッシャー
周囲が新生活に慣れてきたように見えると、
「自分もちゃんとやらなきゃ」
「まだ慣れていないのは自分だけかも」
と感じてしまうことがあります。
この“見えないプレッシャー”が、知らず知らずのうちに負担になります。
[よくあるメンタルの不調のサイン]
5月に見られやすいサインとしては、例えば以下のようなものがあります。
朝起きるのがつらい
何をするにも気力がわかない
人と会うのがしんどい
食欲や睡眠のリズムが乱れる
理由もなく不安になる
これらは決して珍しいものではなく、多くの方が経験する状態です。
[日常でできる対処法]
ここでは、訪問看護の中でもよくお伝えしている、無理のない対処法をご紹介します。
① 「がんばりすぎている前提」で考える
まず大切なのは、
「自分はすでに十分がんばっているかもしれない」
と捉えることです。
調子が落ちているときほど、「もっとやらなきゃ」と考えがちですが、
実際にはエネルギーが減っている状態です。
そんなときは、やることを減らすことも立派な対処です。
② 小さなリズムを整える
生活リズムを一気に整えるのは難しくても、
・朝カーテンを開ける
・外の空気を吸う
など、小さな行動から始めると負担が少なく続けやすいです。
明石や神戸は海や自然が近い地域ですよね、ちょっと自然に触れるように意識してみるだけでも気持ちが切り替わります。短時間の外気浴もおすすめです。
③ 誰かに話す
気持ちを言葉にするだけでも、心は少し軽くなります。
「うまく話そう」としなくて大丈夫です。
訪問看護でも、「話しているうちに少し楽になった」と言われる方は多くいらっしゃいます。
④ 早めに専門機関へ相談する
不調が長く続く場合は、心療内科や精神科クリニックへの相談も選択肢のひとつです。
「まだそこまでじゃない」と思う段階でも、
早めに相談することで悪化を防げることがあります。
無理に一人で抱え込まないことが大切です。
「何もできない日」があってもいい
訪問看護の中でよくお伝えするのは、
「調子が悪い日は、回復の途中にある日」という考え方です。
動けない日や気分が上がらない日も、決して無駄ではありません。
むしろ、心と体が休もうとしているサインだと捉えてみてはどうでしょうか。
[まとめ]
5月は、見えない疲れが表に出やすい時期です。
メンタルの不調を感じることは、決して特別なことではありません。
大切なのは、
・無理をしすぎないこと
・小さなリズムを意識すること
・必要なときに誰かを頼ること
です。
「少ししんどいな」と感じたら、それは心からのサインかもしれません。
どうかご自身のペースを大切にしながら、無理のない日々を過ごしてください。
では、またです!

