【明石市】やることとやらないこと|訪問看護ステーションミント
2024/01/18
やることとやらないこと
みなさんこんにちは
精神科に特化した訪問看護
ミントです。
前回のミーティングで
ある利用者さんが
睡眠がうまくいかなくて
仕事にもいけてないのだけど
それは今に始まったことではなく
もう数年来続いている状況。
ご本人の目標は「一般就労」
どうしたものかと話題になりました。
今診断されている病名以外にも
何か障害があるのか?
それとも長年の生活習慣が
もちろん理由はあるけど
整えられてなくてそうなっているのか?
ご本人の目標が「一般就労」なだけに
基本的に朝起きれないままで
ここから先何年も過ごしてしまうのは
どうかな・・・・
内服調整がうまくいってないのか?
というところから
診察で先生に生活状況が
伝えられてない可能性があるのかも
という課題が浮上しました。
コミュニケーションの力はあるのに
受診に行くと相談したい「肝」の
部分には触れずに帰ってきてしまうそうで
ますます「?」
ほんとは困ってないの?
いやいや、話を聞いていると生活を
うまく組み立てられない
ちぐはぐ具合が見えてきます。
自己理解が進んでいないことも
生活を整えたり、組み立てていくことの
妨げになっているよう・・・。
訪問の時にいくら突っ込んでも
「?」が募るばかりで訪問担当者も
行き詰まり感を感じていました。
いろんな話をしたのですが
その中で、診察に同行して
何が起こってるか共有してみては?
という提案があり、話が進みました。
もちろん、介助が必要な方では
ないので病院で待ち合わせさせて
もらうことになったのですが
ミントではやることやらないことの
理由をいつも明確にしようと
こころがけています。
いつもはやらない受診同行
ここにどんな理由があり、
なぜ今だからするのかという
明確な理由が必要。
大切なのが
利用者さんがご自身の
自己理解を進めるため、
「?」の解明のために
受診同行という一つの選択を
しているんだという
認識ができているか です。
それにはまず、
提案した看護師自信が
やる理由やらない理由を
明確にできているか が大事で
次にその理由をご利用者様と
共有できているか が大切。
そこの共有をひとつひとつ丁寧に
積み重ねていった先に
生活の変化が生まれるのだと
思います。
どんな変化が生まれるのかな
楽しみです。
では、またです!