【明石市】精神科に特化したサービス|訪問看護ステーションミント
2021/09/11
それ、誰が決めたん?
自己決定と主体性
みなさんこんにちは!
精神科に特化した訪問看護ステーションミントです。
最近よく電話を頂く方が
「ミントは寄り添うって書いてるやろ!
こんなにしんどいのにどうにかしてくれるん
ちゃうんか。
対応しろ。」
と言われました。
いやいや、それ、誰が決めたん?
しんどいのを看護師が解決するんが仕事やろ
いやいや、それ、誰が決めたん?
この方は
「寄り添う」イコール「しんどいのを(看護師が)解決すること」
と決めて話をされているんだなと思いました。
私たちの「寄り添う」は解決策を一方的に提案すること
ではないです。
もっと言えば
「私たち(看護師)」が「(あなたの)何か」を「解決する!」
ことでもないです。
病状や障害を持つその方ご自身が
その方らしく生きたり生活の質を高めることを
一緒に考え、その方の自己決定を支援していくこと
それがミントのさせていただいていることです。
生活の中でご自身が何気なくやっている
自分を元気にする方法を改めて一緒に抽出してみたり
それを意図的に使えるように分類して書き出してみたり
やってみてどうだったか一緒に振り返ってみたり
他の人がうまくいった方法を共有させてもらったり
そんなことをさせていただいています。
それが、私たちの決めた「寄り添う」です。
自己決定って生きていくうえで
尊重されるべき大切な事だと思います。
主体性を見失わないためにも
自分が正しいと思って人に要求していることを
一度立ち止まって
それ、誰が決めたん?
・・・・あ、Σ(・□・;)自分か?
ほんまにそうなんかな???
って考えてみるのもいいと思います。
では、またです!