5月病って何?❘【明石市】 精神科特化 訪問看護ミント
2025/05/13
5月病って病気?
5月病ってなに?心がつかれたときに知っておきたいこと
みなさんこんにちは。今日は「5月病」について、ちょっと真面目に、でも肩の力を抜いて書いてみようと思います。
新年度が始まって1か月。4月の慌ただしさが落ち着き、ゴールデンウィークが終わった頃から、「なんとなくしんどい」「やる気が出ない」そんな気持ちになっていませんか?
それ、もしかすると「5月病」かもしれません。
■ 5月病ってなに?
「5月病」という言葉、実は医学的な診断名ではありません。でも毎年この季節になると、たくさんの人が似たような心の不調を感じます。
たとえばこんな症状、思いあたる人もいるのでは?
〇朝起きるのがつらい、学校や仕事に行きたくない
〇なんとなく気分が沈む
〇眠れない、食欲がない(逆に食べ過ぎる)
〇人と会いたくない、何もしたくない
〇「自分ってダメだな」と思ってしまう
こうした状態は一時的な心の疲れであることが多く、環境に慣れてくると自然に落ち着いてくる場合もあります。でも放っておくと、長引いてしまったり、本格的な「適応障害」や「うつ病」につながることも。
■ なぜ5月に起きるの?
● 環境の変化に疲れてしまったから
4月は、新しい環境が一気にやってくる季節。進学・就職・異動など、新しい人間関係や生活リズムにがんばってついていこうとするうちに、心も体も気づかないうちに疲れてしまいます。
そして5月、連休でふっと力が抜けたとき、がまんしていた疲れがどっとあふれ出てしまう。これが、5月病の正体です。
● 「こうあるべき」の理想と現実のギャップ
「うまくやらなきゃ」「いい印象を与えたい」と背伸びしていた4月。でも思ったよりうまくいかない、馴染めない、評価されない……そんな現実にぶつかって、自信をなくしてしまうこともあります。
「こんなはずじゃなかったのに」
「やっぱり自分はダメなんじゃないか」
そう思い始めると、さらに心は重くなってしまいます。
■ 心と体のバランスを整えるヒント
5月病から回復するには、まず「がんばりすぎた自分」に気づいてあげること。ここからは、少しでも楽になるためのヒントをご紹介します。
● 1. 「疲れて当然」と思ってみる
新しいことに慣れるって、すごくエネルギーがいります。
疲れてるのは、ちゃんと向き合ってきた証拠。
「自分は弱い」と責めずに、「今はちょっと休む時期」と考えてみましょう。
● 2. 気持ちを言葉にしてみる
しんどい気持ちを、誰かに話したり、紙に書き出したりしてみてください。
「なんとなく苦しい」が「こういうことだったのか」とわかるだけで、気持ちは軽くなります。
誰かに聞いてもらうだけでも、不思議と安心できるものです。
● 3. 生活リズムを整える
朝起きて、朝日を浴びて、夜はなるべく同じ時間に寝る。
食事は、できれば野菜やたんぱく質を意識して。
疲れているときこそ、基本的な生活習慣を大切にすることが回復への近道です。
● 4. 小さな「できた」を積み重ねる
全部完璧にやらなくていい。
「今日は家から出られた」「メールを返せた」
そんなささやかなことでも、「できた」に目を向けることで、自信は少しずつ戻ってきます。
■ 無理しないで、相談しよう
もし、何週間たっても気持ちが晴れない、どんどんつらくなっている……そんなときは、ひとりで抱えこまず、カウンセラーや医療機関に相談してください。
「誰かに頼る」のは、甘えではありません。
それは「自分を大切にする」という、とても勇気ある行動です。
■ 最後に──あなたは、ちゃんとがんばってきた
5月病になるのは、心ががんばってきた証拠です。
慣れないことに挑んで、戸惑いながらも、毎日をちゃんと過ごしてきたからこそ、今つかれているのです。
どうか、「自分はダメだ」なんて思わないでください。
今はちょっと、休憩していいんです。
大丈夫。
あなたのペースで、一歩ずつ進んでいければそれでいい。
季節がめぐるように、心もきっと軽くなっていきます。
では、またです!


