コミュニケーション=誤解の産物|訪問看護ミント精神科特化【明石市】
2023/07/05
コミュニケーションは誤解ありきだ
みなさんこんにちは
精神科特化のステーション
ミントです。
つい先日
「話すと誤解を生みそうでこわい。」
と言われている方がいました。
「誤解」の種類にもよりますが
そもそも話すこと
コミュニケーションて
誤解ありきだと思うんです。
私たちは言葉は
ある程度共通認識
されているという
前提でコミュニケーションの
ツールとして
使っています。
でも、『ある程度』
なので、例えば
Aさんが「いい人」
という言葉で
イメージすることと
Bさんのそれは
綿密に言えば
異なっていますよね。
全く同じ意味で
使われているのは
名詞くらいかな
と思うのですが
皆さんどう思われますか?
だからこそ
例えば誰かが
「しんどいんです。」
と打ち明けてくれた時には
もしかしたら
死にたいくらいの
しんどさが
隠れているかもしれないし、
ちょっとした疲れの
ことなのかもしれないし、
寂しさの代名詞かもしれない。
同じ人の
「しんどい。」も
発する時が違えば
また異なった意味を
持ちます。
訪問看護では
その違いや差を
キャッチして
「しんどさ」の解決が
できるときは
一緒に方法を考え、
組みたてていきます。
コミュニケーションは誤解ありき。
人は
言語と非言語の情報を
交差させながら
コミュニケーションを紡いで
いるのだと思います。
人は
コピー機や録音機の
ように情報を処理できない
人の情報処理は
主観でしかありません。
主観と主観
許し合って
コミュニケーションがとれたとき
人は
人との繋がりを
感じられるのだと
思います。
では、またです!