【明石市】精神科に特化した訪問看護を提供しております|訪問看護ステーションミント
2021/11/06
自分の器
あなたの器はどれくらい?
みなさんこんにちは!
精神科に特化した訪問看護ステーションミントです。
最近よく利用者さんと
「自分の動ける量」=器の大きさ
についてよく話をします。
1日に自分がどのくらい活動して
どのくらい休息したら
調子を崩さずに生活できるのか?
そこを調整するにはまず、
そもそも
「どのくらい活動しているのか」
意識することが有効です。
まずは、
どのくらい活動しているのかを
可視化してみてください。
手帳をつけたり、
行動記録表を活用して
どのくらい自分が活動しているのか
どれくらいの休息が取れているのかを
見ていきましょう。
そして、次に、予定の調整です。
この時、
期待を踏まえて調整をすると
オーバーワークになります。
「これは前からやりたかったから」
「これくらいできる自分でありたい」
とついつい期待値を含めた調整に
なりがちです。
そうではなく、
事実どうなのか?を見ていく
癖をつけましょう。
例えば
先月は3日間連続で外出し
往復2時間の遠出が2日続いて
3日目友達に誘われて
こんなに調子いんだから大丈夫と
喫茶店で4時間話して帰ってきたら
4日目、ぶっ倒れて起きれなくなり
結局2日寝込んだよね、、、、
とかいう
事実を拾い上げてみていきます。
じゃあそれをほどよい量に
調整するにはどうしたらいいか?
1日目が往復2時間かかる場所
への外出だったら
2日目は午前中ゆっくりと過ごして
午後からの外出は歩いて30分ほどの
ところへの外出にとどめるか
できれば1日休む
などの工夫や自分なりの約束を
「決めて」、「守る」ことが大切。
その日しかなかったから、
〇〇さんに誘われたから、
前から行きたかった丸々だったから、
などなど言い出せばキリがないです。
思い切って次の週に延期するとか
調整する癖をつけていきます。
「質」は捉えにくいので
「量」をまずは調整するのがいいと
思います。
1日、1週間、1ヶ月で活動できる
量は人によってそれぞれですし、
同じ一人の人でも
回復がどこまで進んでいるかに
よって活動可能な量も変わってきます。
まずは今現在どのくらいの
活動量なら無理せずこなせるのか
自分の器の大きさを測ってみましょう。
まず器の大きさを意識して
無理せずそれに合わせた生活を
していくと、生活に安定感が
生まれます。
そうすると
段々と自分の許容範囲が
広がって器も大きく育っていきます。
そうは言っても
自分がどのくらいでオーバーワーク
になるのかはわかりにくいもの。
そこを客観的な視点で一緒に考えて
いくことはミントの役割の一つです。
精神科訪問看護の利用を
迷っておられる方は
是非一度ご連絡ください。
どんな風にお手伝いできるか、
今のお悩みや困りごとを
整理していけるか
一緒に考えていきましょう!
では、またです!