【明石市】精神科特化訪問看護ミント|介護保険?医療保険?自立支援て?
2024/12/13
介護保険?医療保険?自立支援て?
時折お問合せいただくので書いてみました!
みんさんこんにちは
精神科特化の訪問看護ミントです。
訪問看護の利用開始を考えるときにご年齢によっては介護保険を利用したらいいのか?医療保険を使ったらいいのか?と迷うことがあると思います。
介護保険を利用した訪問看護は65歳以上の方が介護認定調査を受け、介護度の認定を受けた場合利用できる制度です。
一方医療の訪問看護とは?
例えば、私共のような精神科に特化した訪問看護利用の場合、主治医の意見書があれば医療保険と自立支援医療(精神)を併用することで自己負担金を軽減しながら訪問看護サービスを受けられることをご存知でしょうか?通院のために自立医支援医療を申請している方は多くおられると思いますが、通院だけでなく、訪問看護、デイケアも併せて対象となります。
この自立支援も、国民健康保険または社会保険がベースになります。(生活保護受給中も利用できます)市の窓口で手続きを行うことができますし、病院入院中に退院後の継続的な支援を利用するためにも申請することができます。その場合は病院のスタッフが申請をサポートしてくれることもありますので、入院中に自立支援医療をご検討の方は病院スタッフにも一度問合せしてみてください。
自立支援医療を使うメリットとしましては利用料の自己負担分に対して世帯収入に応じた上限が付くことにあります。
上限には2500円、5000円、1万円、2万円と枠があり、世帯収入に応じて決まります。(神戸市は定額制)
また、利用金額そのものも1割負担になります。
窓口は市町村ですが、審査等は県の機関が行います。
精神科のクリニックや病院でも案内してくれますので、精神科、心療内科に通院していて、まだご利用でない方は一度ご相談されるのが良いと思います。
自立支援は、病院の診察、薬局、デイケア、訪問看護が対象となっています。これらを利用する時の自己負担金全てが対象になります。各々に上限があるのではなく、累計金額に上限が設定されますので、場合に寄りかなり負担額が軽減されますね。
1年に一度、更新する必要があり、2年に一回は診断書の提出が必要となっています。1年に一度の手続きがあるとはいえ、上限額が設定されると医療にかかる自己負担金額がかなり減額される方がほとんどです。
地域で治療を続けていくために負担を軽減してくれる制度となっていますので、介護認定を受けている方にもご検討されることをお勧めしています。
精神科の治療は継続的かつ長期的になることが殆どです。こういった制度を利用しながら必要な支援を継続していくことが大切だと思います。
では、またです!