【明石市】精神科訪問看護ミント|思い込み
2024/02/12
思い込み
みなさんこんにちは
精神科特化訪問看護
ミントです!
「しんどくて・・・。」
とAさんが連絡をくれました。
Aさんは自分自身に
ずっと蓋をしてきた経緯があります。
幼い時から自分さえ我慢すれば
周囲が穏やかに過ごせる
自分さえ言わなければ
自分さえ笑ってれば
自分さえ
自分さえ
沢山の事を思い込んで
きました。
だから、自分が何で
疲れてしまうのか
どこまで我慢したら
限界を超えるのか
どんな場面に弱くて
ストレスを感じてるのか
自分の思い込みが
自分を作っているので
本当の自分に気が付けなく
なっていました。
それで体調が悪くても
何故調子が悪いのか
何が苦しいのかも
わからなくなってしまったのです。
自分の考えを言葉にして
こなかったので
「自分」のことについて
質問されても
言葉が出てきませんでした。
とにかく言葉にしょう
上手く言えなくても
涙、涙になっても
とにかく書いてもいい
話してもいい
つぶやきでもいい
何でもいいから
形にしてみてください
というところから始めました。
ある日
「これ言ってもいいんですね・・・。」と。
Aさんは自分の気持ちを
少しずつ言葉にすることで
自分のこころに意識を
向けるようになりました。
そして、
気持ちを言葉にすること自体
無意識に禁止していた自分に
気付きました。
最近では
まず気持ちに気付く
疲れに気付く
ストレスを感じていることに気付くようになり
次に
どうやって
自分を休めたらいいのか
考えることができるように
なりました。
「なんだ、そんなこと?」
そう思った方もいらっしゃるかも
しれません。
でも、本当にそうでしょうか?
自分の気持ちに素直になることに
ブロックをかけている人は
多くいらっしゃいます。
まずは思い込みを外すために
言葉にして話してみましょう。
人は人に癒されます。
それが対話の力。
あなたも話してみませんか?
では、またです!