【明石市】精神科に特化した訪問看護を提供しております｜訪問看護ステーションミント
2022/05/21
感情の波に溺れる！？
みなさんこんにちは
精神科に特化した
訪問看護ステーション
ミントです！
訪問をしていると
利用者さんの感情に
巻き込まれることが
あります。
多々あります(;^_^A
怒りをぶつけられたり
焦りをぶつけられたり
悲しみをぶつけられたり
色々とあります。
（「られる」というのは
被害的な意味ではありません。
そういう場面に遭遇する
という意味です。）
もちろん利用者さんも
意図してそうやっているわけ
ではありません。
（と思っています。）
こちらとしても
何とかしてあげたいと
思うのはやまやまです。
そのような場面で
看護師が
感情に対して
感情で対応すると
ただただ巻き込まれて
お互い疲弊して
終わってしまいます。
要は一緒に感情の波に
溺れてしまうわけです。
そうならないように
私たちがやっていることの
ひとつが「事実の整理」です。
その人が「感じていること」
と「事実」はイコールとは
限らないことが多い。
感情が感情を呼び込んで
そこに憶測や決めつけが入り
「事実」じゃないことで
傷ついたり、悲しんだり、
思いつめたりしている
ことがよくあります。
だから、まず事実を確認する。
その作業を一緒にやることで
利用者さんご自身に
色んな気づきがもたらされます。
何より冷静さを取り戻す
ことができますね。
「どうしたらいいですか？」
「治るんですか？」
と聞かれても
答えは
「わかりません。」
なのです。
でも、
起きていることを一緒に
整理することはできます。
そして、
自分をいい感じにできる
「使えそうな手段」を
生活の中から見出す。
そうやって結果的には
解決することもありますし
解決しなくても
そのできごとと
どう向き合っていくか
覚悟をもてたりします。
直ぐに解決しないことは
一旦保留にして
時間をおいて考え直す
ことも大切だと思います。
そうやって
自分の混乱や感情の揺れを
自分でリセットできるように
なると一番楽でいいですよね
そうなれば訪問看護も
卒業かもしれません( ´艸｀)
みなさんはご自分の感情と
どのように付き合って
おられますか？
では、またです！
