【明石市】精神科特化訪問看護ミント|1月勉強会のお知らせ
2025/01/28
ミントの勉強会
訪問看護が効くってなんだ?
みなさんこんにちはミントです。
ミントでは各エリアごとに勉強会を月に一回行っております。ミーティングは週に一回または最低でも月に1回。直行直帰なので、普段は殆ど顔を合わせることがありませんので、集まって顔を合わせて話す機会を大切にしています。
訪問看護は一人、ないし複数で訪問しますが、チーム内情報を共有しています。看護師の看護観て一人一人違いますから、チームで話すことでアイディアを貰うことができたり、違った角度から捉え直すことができます。
自分自身のメンタルケアの為にも仲間と共有することがとても大切だと思います。
今回の明石エリアの勉強会は精神科訪問看護の肝「聴く」にはじまり、地域支援者のひとりとしてどうやって生活の組み立てを利かせていくことができるのか?とか看護が「効いてるな~」って利用者さんが感じられる時ってどんな時なのかについて話し合ってみたいと思っています。
30日17時半よりミントの事務所で行います。地域支援にご興味のある方はどなたでも参加できます。
わたしたちは目に見えないところに介入することもあります。生活の具体的な支援、例えば家事や送迎をお手伝いするという形が決まっていないこともあって、時に「何もしてくれないやん。」とか「ただ、話聞いてるだけで楽やな。」といった言葉が返ってくることも正直あります。
そいういうときって、いったい何が起きているのか?どうして「効き目」が伝わっていないのか?そもそも利用者さんの期待している「効き目」と自分たちの考えていることを共することができているのか?こころの動きは「生活」、「暮らし」の中に可視化されています。もちろんそれがすべてではありませんが、私たちが言葉や、非言語で伝えることがどうやったら「伝わる」に変わるのか?そういうことを話せる場になるといいなと思っています。
垂水エリアでは「トラウマ」に関する勉強会を行いました。実際に、トラウマやヤングケアラーの問題を抱えているご家庭の訪問が複数件あり、私たちがきちんとその症状や背景を理解することが、それこそ支援をきちんと効かせるために必要。
言葉の定義や、症状に伴って起きる生活の変化をくみ取れるように実例を話しながら学びました。
新しいことを学ぶのもいいですが、今まで「知っている」とか「もうわかってる」と思っていることも、改めて学び直すと深味が増していきます。その時々の経験から感じることが変わってくるからです。言葉の定義なんかも改めて整理してみると、なるほどなと思うことがまだまだあります。
多くの知識をもっていても、それを実際に看護に活かしきれていないことが多いのではないでしょうか。知識は使うためにある。頭に蓄えていても役には立ちません。「効かせる」看護ができるようこれからもみんなで学びを深めていきたいなと思っています。
では、またです!