【明石市】精神科訪問看護ミント|どんな人が精神科訪問看護を利用していますか?にお答えします。
2025/01/17
どんな人が精神科訪問看護を利用していますか?
みなさんこんにちは!精神科に特化した訪問看護ミントです。
どんな人が精神科訪問看護を利用するの?というご質問を受けることがあるので、今日はそこにお答えしてみようと思います。
ミントは明石市を中心に12年訪問看護を続けているのですが、開設当初は精神科の訪問看護って何をするの?というご質問が殆どでした。今はだいぶ認知も進んで話を聴いてくれたり、生活の中で困っていることを一緒に考えてくれるんだなというイメージをもってくださっている方が増えたと感じています。
最近はどんな人が利用しているの?ということを、当事者の方からも、関係者や一般の方からもご質問を受けることが度々出てきました。中にはとても重症の精神疾患の人が利用するもんでしょ、自分なんて仕事もしてるし対象じゃないよねという方や、薬の事を色々と言われて管理されるような感じがして不安ですとか、家族の話も聞いてもらえるのでしょうかなどなど・・・といったようなより具体的なご質問に変わってきたように思います。
ミントのご利用者の実情を整理してみますね。
〇男女比でいうと女性の方が若干多い
〇週に2回、または1回程度ご利用の方が多い
〇年齢は10代の方から80代の方まで幅が広い。一番多い年齢層は40代~50代。
〇疾患別で言うと一番多いのが統合失調症、次に気分障害、ですがもちろんいくつかの疾患が併発されている方もいらっしゃいます。
一緒に併用されている障害福祉サービスでいうと、就労継続支援B型が多く、他にはデイケアや障がい者グループホーム、数は少ないけれど、就労移行支援やA型をご利用の方もいらっしゃいます。障害枠で企業に就職しておられる方も数名おられますので、本当に幅広い方がご利用してくださっています。
日常生活のサポートという意味では、ヘルパーさんに来てもらうことで家事をサポートしてもらい、医療的なケアは訪問看護でという方も多くご利用されています。
訪問看護では日常生活の中でうまくいったこと、そうじゃなかったことを踏まえて振り返りをしながら、生活を整えていくために何が必要かを一緒に考えていきます。お薬の管理がうまくできなくて体調が不安定な方には内服管理の相談にのることもありますし、薬剤師さんの訪問を提案させていただくこともあります。
最近少しずつご依頼が増えているのは学校生活がうまくいかなくて家に引きこもっている方やそのご家族からのご依頼です。思春期の揺らぎやすい時期に病気が重なると本人もご家族も不安が大きく、気持ちの支えが必要となってきますよね。
他には再就職まで何とか頑張ってきたけど、仕事を続けていくために訪問看護を利用されている方もいらっしゃいます。つい先日は訪問看護師さんにきてもらってカウンセリングしてもらいなさいと主治医の先生からご依頼があって、ご自身の心理的な問題に向き合うために訪問看護を始めた方もいらっしゃいます。
病状のコントロールがうまくいかなくて、自傷行為を繰り返してしまったり、死にたい気持ちが何度も繰り返し起きて不安が強い・・・。そのような方もいらっしゃいますので本当に様々な方が訪問看護を必要とされていると思います。
今日はどんな人がどんな風に訪問看護を利用しているのかについてまとめてみました。訪問看護の利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
では、またです!